フランスといえば、すらっとした美しい体型の人たちが、オシャレや芸術的な食事を楽しんでいる光景が目に浮かぶ。しかし、最近はそうではないらしい。仏国立研究所などの調査によると、フランス国民の八パーセントにあたる三百五十万人が、健康上の問題が生じるほどの肥満になっているという。また仏国立衛生医学研究所によるとWHOの基準に当てはめた場合、十五歳以上のフランス国民の三十六パーセントに当たる約千六百万人が「太り気味」だという結果が出ている。また肥満が原因とみられる病気で死亡するケースも増えているという。さて、なぜこのように肥満が増えてしまったのか?その原因として、アメリカの食文化の流入が問題視されている。ハンバーガーなどのファーストフードといった簡単な食事を摂る機会が多くなり、肥満が増えたということだ。こうした健康への悪影響に加え、「食の喜び」というフランス文化が廃れることへの懸念もある。また、フランス以上に食にうるさい国といえばイタリア。イタリアですら、アメリカ文化の象徴であるファーストフードが人気を集めている。そのファーストフードに怒りを覚えたジャーナリストは、イタリアの伝統料理を守るため、ボランティア団体「スローフード」を結成した。一九九八年には「スローフード祭」なるイベントも開催され、伝統料理の素晴らしさとゆっくり作り、ゆっくり食べることの大切さを確認しあった。全世界に猛威をふるう、ファーストフード旋風。忙しい世の中、早くて便利なものが歓迎される中、伝統料理はどこまで生き残っていけるのだろうか?
最近ではカードが利用できるスタンドも目につく。使い方さえ慣れればこれが最も便利な支払方法だ。使い方はまずガソリンスタンドに入ったら入口の表示で使えるカードを確認する。自分の持っているカードがあればカード払い専用ポンプの前に停車する。そしてカード入れにカードを入れて記憶させ、必要なガソリンを注入する。終わるとその分料金が計算され、指定口座から引き落とされる仕組みだ。入れ終わるとレシートが自動的に出てくるので金額はそれで確認する。カード支払い専用機がない場合はキャッシャーに行ってカードで支払うことになる。ガソリンの注入法は、現金、カードとも同じ。ガソリンポンプのノズルを持ち上げ、レバー(ボタンの所もある)を操作した後、車の注入口に押し入れて、ハンドルを握る。ハンドルを引くとガソリンが指定した料金分が流れ出す。難しそうに見えるが、やってみると意外と簡単だ。洗車やタイヤのエアチェックも機械を使ってセルフサービスで行う。係員がすべてをやってくれる日本と違い、アメリカのガソリンスタンドははるかにスピーディかつシンプル。値段も安く実に使いやすいことが分かるはずだ。
「青春18きっぷ」の機能を広げるワザを伝授しておこう。まず、下り「ムーンライトながら」へのインで登場した「ワープ」というワザだ。上の囲みの事例を基に、説明する。列車Aから列車Bへ乗り継ぐ時、列車Aはa駅に21時30分に到着。列車Bはa駅を、10分前の21時20分に発車していたとしよう。もちろん列車Bは定刻より早く発車したのではなく、そういうダイヤで運転されているとする。めざすコア列車は、東京発の「ムーンライトながら」だ。通常なら、列車Aから列車Bへの乗り継ぎはあきらめ、列車Bの後発列車Cに乗ることになる。しかし、列車Cだと東京着が「ながら」の発車後になってそこで、どうにかして行程を途中で調整して、「ながら」発車に間に合わせる必要がある。そんな時に使うワザが「ワープ」だ。「ワープ」とは、行程の途中で新幹線や特急列車を部分的に利用することだが、ワープに利用した特急から再度快速列車・普通列車に戻らねばならないのが、「青春18きっぷ」ユーザーのオキテ。そのまま新幹線・特急に乗り続け目的地までいくのは、「ワープ」ではない。単に「青春18きっぷ」の旅をやめたことになる。もちろん、それで悪いわけでないが、こういうケースでいかに知恵をしぼるか、そうしたゲーム性こそ「青春18きっぷ」の面白昧である。「ワープ」を実行する区間と、それに要する料金は、できるだけ短く安くがモットー。割安の特急券が設定されている区間は、新幹線なら時刻表に掲載の「新幹線各駅間の運賃早見表」で探してみればわかる。駅間距離が長いのに、特急料金が950円で済む区間が斜字で記載されている。静岡〜浜松間、北上〜盛岡間などがそれだ。わざわざ斜字で強調されているのは、なかなかウレシイ心づかい。ワープを確実に成功させるためにも時刻表の見方は、やっぱり必要だ。ぜひ覚えておこう。