外貨預金の解約時に為替が円高に進んでいれば、為替差損が発生します。外貨建て商品にとって、為替は利益を生むこともあれば損失を生むこともある諸刃の剣。対策としては、円高の時には解約せず持ち続けるしかありません。外貨定期預金の場合は満期が決められているため、満期時が円高であっても自動的に解約になってしまいます。また、世界で最も大きい外国為替市場はロンドン、次いでニューヨークです。ロンドンとニューヨークで為替取引が活発に行われるようになるのは日本時間の深夜で、為替相場も大きく変動します。夜に戦争や要人発言など、為替相場に大きく影響を与える事態が起こり、急激なドル高円安に動いても、外貨預金の場合は1日1回、午前10時に公表される為替レートで、銀行の営業時間内にしか取引できません。歴史的な売値圈または買値圏があっても、機動的に対応することは不可能です。そして、外貨預金はペイオフの対象外なので、万が一銀行が破綻した場合、保護されません。戻ってくる額は、破綻した銀行の財務状況によって決まります。外貨預金を行う際は、格付けの高い信用力のある銀行を選ぶことが大切です。