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厄年には、厄除けや厄払いの儀礼を

厄年の年齢を「杢厄」、その前年を「前厄」、翌年を「後厄」として、この3年間はとくに気を付けます。厄年には、厄除けや厄払いの儀礼が広く伝えられています。厄払いは、その年の始めや節分の日のほか、誕生日に行います。地方によっては神社にお参りのときに付けてきた櫛、手拭などの持ち物やお金を落とし、厄も一緒に捨てたり、節分の日に豆や餅をまいて厄を拾ってもらったりといろいろな習慣があります。本厄の正月や誕生日に親戚、友人を招いてご馳走を振る舞い(厄落としの宴)、出度者一人ひとりに少しずつ厄を持ち帰ってもらったり、鍋、やかん(厄に蓋をする)、鋏、包丁(厄を切る)などを贈って厄を軽くするなど、一人では祓いきれない厄を多くの人の力を借りて少しずつ清めていくという考えもあります。

引っ越しが済んだあとは……

引っ越ししたら、知人に転居通知状を出すのが常識です。引っ越してすぐには、いろいろ片付けなどで忙しいので、1週間ぐらいして落ち着いた時点で出してもかまいません。転居通知状は、主にプライベートな知人に出すことが多いと思います。前回の年賀状を引っ張り出して、知人にはもれなく書きましょう。これは人のためではなくむしろ自分のため。重要な郵便物が届かず泣くのは自分です。また、職場の同僚へは、住所、電話番号をコピーしたものを渡して転居を通知するのもいいでしょう。仲の良い人には、地図入りのものを渡すと親切です。部屋が片付いて一段落ついたら、親しい人を招いてパーティーを、となるはず。パーティーを開くときは、部屋の広さにもよりますが、―回に10人以上招くと隣近所に迷惑をかけてしまいます。特にアパートは、音や笑い声が上下左右の部屋に響くため気をつけなければいけません。1回のパーティーでせいぜい4、5人ぐらいがいいところです。この時、何か手土産、お祝いの品をもらっても、特別なお返しは必要ありません。ごちそうを作っておもてなしするのが、そのお礼になるのです。

乾杯について

日本では、ほとんどのパーティーや宴会で、乾杯は頭初に行われる。これは日本料理の宴会の形をとり入れているので特異な例である。ふつう、洋食フルコースの乾杯の時期は、デザート・コースの始まる頃に行われることになっていて、欧米の晩餐会での乾杯も同じ頃である。正式ディナーでは、まずホストが立って歓迎のスピーチを行い、乾杯をする。次に主賓がこれを受けて答礼のスピーチを行い乾杯する。国際的には、乾杯を受ける人は起立せず、座ったままで、全員の乾杯を受けるのが一般的な傾向である。この場合、受ける人は、自分の杯を持たず、乾杯もしないのが通例。杯を上げて自分で自分を祝うのはおかしなことで、日本ではその間違いをおかす人が少なくない。