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準大手予備校ならではのメリット

少人数であれば、受講生の理解の幅は少なくなります。したがって、個人にとっては、より自分のレベルに応じた講義を受けることが可能になるのです。大学別、学部別の対策講座など、カリキュラムも細分化することが可能です。さらに、理解できない点が生じたばあいなど、講師に質問することが容易になります。二百人のなかの何人かの受講生が、講師室に行列しているより、二十人のなかの何人かのほうが、聞ける機会が増えてとうぜんです。大手がこの真似をしようとしても、従来のシステムとのかねあいがあり、容易に見習うことはできないでしょう。また、相談相手(チューター、担任)が決まっていたほうが、受験に関しても、講座に関しても、迅速に対応してもらえます。チューターと日常的にコミュニケーションをとることで、余計な心理的負担をなくすこともできます。さらに、通いやすいところにある、というのも、努力を継続する条件となります。このように、準大手予備校ならではのメリットが実はたくさんあるのです。

学校や塾の授業

「これはなぜなんだろう」「どうしてこうなるのか」といった疑問を、学校の授業中に思い浮かべる子どもは多いはずだ。そのような時、教科書より詳しい説明が写真やイラスト付きでなされていると、よくわかるようになる。学校の先生や大人に聞くのもよいが、ちょっとした疑問を自分で解決する方法を身につけた子どもは、もう黙っていても机に向かって、どんどん勉強しだすに違いない。これが本物の学力というものである。教科書や問題集だけでは物足りない時、学校や塾の授業を聞いていて不思議に感じることが出てきた時など、すぐ調べることができる図鑑があるととても便利である。百科事典があれば申し分ないのだが、それが無理なら、少なくとも図鑑類はそろえてあげてほしい。小学生用のものと中学生用のものがあるが、小学校低学年なら小学生用のものを、小学校高学年なら中学生用のものを買った方がよいだろう。小学館や学習研究社などから十巻以上のシリーズで出ているから、本屋で探してみてほしい。そうすれば、いろいろな知識がしっかりと身につくだけでなく、好奇心旺盛な頼もしい自立した人間に育っていくことは間違いないだろう。

よい先生とは、どのような先生か

よい先生とは、どのような先生を指しているのでしょうか。私は、自分が生徒として教わった体験、予備校の学苑長としての経験から、先生を大きくAからDまで四つのクラスに区分しています。Aクラスは、「教える技術」と教育についての理念や情熱を併せ持つ最上級の先生です。残念ながら、こうした素晴らしい先生はなかなか見当たりません。ちなみに私がいう「教える技術」とは、子供たちに、授業内容を理解させるだけでなく、勉強そのものに興味を抱かせる技術という意味も含みます。Bクラスの先生は、教える技術は素晴らしいが、生徒に対する愛情や情熱という面で、もの足りなさを感じるクールな職人タイプ。Cクラスは教える技術は今ひとつだが、愛情とやる気だけは誰にも負けないという先生です。テレビドラマの学園ものに登場する熱血タイプの先生を想像すればいいでしょう。Dクラスは、教える技術も情熱も持ち合わせていない先生たちです。私は、子供に必要な先生はBクラスまで、と思っています。率直に言わせてもらえば、CとDに属する人は、教師としては失格だと考えているのです。こういうと、愛情と情熱にあふれた、Cクラスの先生がなぜ失格なのか。教える技術よりも、教育に対する情熱や愛情の方が大切なのではないか、と反発を感じる人もいるかもしれません。